匕計画 を三三ュ . EF 6 530 あさかぜ 3 今後 , 使用面での問題点を解決するためには , 新性能 順次 ED62 に置替えられ , 遅くとも今年度末までには , 車への形式統一を基調とした置替えを進める必要がある 全 4 両が引退することとなろう。 ので , 旧形 EL の置替方法について述べてみたい。 A く E F 1 0, E F 12 , E F 13 〉 3 旧形電気機関車の置替方法 まず , 最も簡単な方法は , E F65 形への置替えである が , 身延 , 吾妻 , 両毛線は軌道構造的に難があるため , ED18, ED19 については , EF64 を新製し , 中央 当面 E F 15 の置替えでしのぐこととなる。 ( 東 ) 線甲府 ~ 八王子間の ED61 を置替えた後 , ED62 そして , EF15 を生み出すためには山手 , 武蔵野 , 東 に改造することによって実施している。 北 , 高崎 , 上越線のように , 直流機のみの区間に使用さ しかし , 主要線区の EL は , 旧形を混じえて多形式を れているものを , EF65 に置替える方法と , 日本海縦貫 使用していることから , 列車種別の形式限定 , 補機区間 線 , 直江津 ~ 坂町間のように EF81 と共通に使用されて での協調運転 , 乗務員の多形式にわたる技術習得などの いるところを , EF81 に形式統一して生み出す方法とが 問題のほか , 修繕費がかかり過ぎている。 使 用形式 使用 形 式 線名 武 ED16, E F10 , 13 , 15 館 ED75, 76 函 央 58 , E F 81 中 E F64 , E D 61 71 , E F 65 , 15 , 13 , 15 , 北 ED75, 57 , 東 井 E F 篠ノ 磐 E D75 , E F 80 常 大 糸 E D 60 奥羽 ( 南 ) E F 71 , E D 75 ED78, 飯 田 EFIO, ED18, 19 , 62 山 ED78 仙 EHIO, EF66, 東海道・山陽 15 , E F 59 奧羽 ( 北 ) 65 , , 60 , 58 , E D 75 御殿 場 EF60 磐越 ( 西 ) E D 77 15 , ED60, 61 阪 和 E F58 , E D 75 EF81, E F 70 , E F 15 , 5 8 , 日本海縦貫 赤 穂 E H10 , E F60 , 65 E F 12 両毛・吾妻 呉 EF15, 58 E F 15 , 16 高崎・上越 58 , 62 , 65 , 関 門 EF30, 81 EFIO, 山手・京浜地区 12 , 13 , 15 , 65 鹿 児 島 ED72, 73 , 75 , 76 65 , E F 80 EF15, 武蔵野 ED72, 74 , 76 E F 80 総武・新金 E F10 , 12 , 13 , 15 , 日 青梅・五日市 E D 16 = 電気車全国線区別使用形式一覧表・表 1 = ( 17 )
E D75 ( 21 両 ) , 日本海縦貫線の旅客波動輸送用として E F81 ( 2 両 ) , 合わせて 25 両であった。 電気機関車 この結果 , 直流機は , 22 形式 1193 両 , 交流機は 10 形式 638 両 , 交直流機は 4 形式 ( ED30 を含む ) 219 両 , 合わ せて 2050 両となった。 国鉄では , ここ 10 数年来 , わが国の経済発展や , 他の しかし , 線区別に使用形式を並べてみると , 依然とし 輸送機関を含めた交通分野の移りかわりに応じて , 変革 て車齢 30 年以上の形式が , 新性能車と共通に使用されて が行なわれ , 近代的な車両が次々と増備の形で誕生し いるなど , 使用面での苦労が多いのが実態である。 た。一方 , このための投資にはばまれてか , はなやかな 近代車両の陰に , 30 年以上使用している非近代的な車両 2 51 年度の計画 が各地に点在し , 効率的な輸送といった面からいえば , 不合理な点も見受けられる。 51 年度は , 7 月 1 日に長崎・佐世保線の電化開業が予 定されており , このため E D76 ( 6 両 ) が新製投入され だが , 最近では , これらの点に着眼した取替えを , 重 点的に行なう傾向が強くなっていることから , 以下車種 る。また , 奥羽 ( 南 ) 線の貨物用として残された DD51 別の現状や取替計画のポイントについて述べる。 形ディーゼル機関車の置替用として , ED757 ( 11 両 ) の 新製が計画されている。 1 電気機関車の現状 これらの計画に伴い , 両線区に使用されている約 35 両 の D D51 ( 長崎・佐世保線の一部及び大村線 , 男鹿線の 50 年度は , 50 ・ 3 改正で廃車遅れとなった E F10 , E 使用分を除く ) が転出する。 F52 , EF57, ED70 のほか , 信越線の事故による EF 以上のような電化計画に伴う新製とは別に , 車両の保 62 , EF63, 飯田線の ED62 置替えによる ED18 , ED 守面で困難を来たしている ED18 , ED19, ED71 ( 試 19 及び交直流試作車 ED92 など , 合わせて 34 両が廃車さ 作車 ) , ED72 ( 試作車 ) , EFIO の取替用として , EF れた。これにより EF52, ED70, ED92 形式は全数が 64 , E D75 , E D76 , E F81 , E F65 等の標準形式車の 消えた。 新製が予定されている。 一方 , 50 年度の新製車は , 飯田線の ED18 , ED19 の この計画が実現すれば , ED18, ED19 は全数 ( 各 2 取替用として EF64 ( 2 両 ) , 奥羽 ( 南 ) 線電化用等として 両 ) が消えることとなる。時期としては , 今年 7 月から 50502 彡 ( 16 )
0 目次 0 巻頭カラー ; 上越線のスターたち 日向路の DF50 山陰路の DF50 ・ DD54 西武鉄道の電気機関車 グラビア ; 撮影地ガイド ニュースフォト 国鉄車両近代化計画 上越線を走る電車 / 瀬古龍雄・・ 上越線徹底ガイド / 宮沢孝ー ・・・ 24 DF50 ・ DD54 の現状と将来 / 木村晃夫・・・ 32 山陰路の DF50 ・ DD54 / 成田冬紀・・ 撮影地ガイ下まのわ 日豊本線の DF50 / 谷口良忠・ 鉄道友の会、 夏の臨客一覧表 東京支部運転部会・・ S L ミニ情報 / 白井昭・・ 西武鉄道の貨物列車 / グループせいぶ・・ ・・ 49 ・・・ 54 者のページ・車掌室 ・・ 59 時刻表・運用表・ダイヤグラムの読み方・・ ・・ 60 時刻表・ 第 5 巻 1 号通巻 8 号 上越線 ( 高崎 ~ 長岡 ) = 60 / 東北本線 ( 上野 ~ 黒磯 ) = 66 昭和 51 年 6 月 25 日発行 ( 年 2 回 ) 山陰本線 ( 京都 ~ 下関 ) = 68 / 福知山線・播但線 = 74 発行人赤坂武 日豊本線 ( 宮崎 ~ 西鹿児島 ) = 75 / 吉都線 = 76 発行所弘済出版社 西武鉄道 ( 石神井公園 ~ 横瀬 ) = 76 〒 170 ... 77 運用表・・ 東京都豊島区北大塚 1 ー 16 ー 6 ダイヤグラム 電話 03 ー 918 ー 6321 上越線 = 91 / 東北本線 = 94 / 青梅・五日市線 = 96 振替東京 83131 身延線 = 97 / 飯田線 = 98 / 山陰本線 = 100 印刷所 福知山線・播但線 = 103 / 日豊本線・吉都線 = 104 大日本印刷 製本所 表紙 / 上越線を行く「とき」 ( 越後湯沢 ~ 越後中里 ) 宮沢孝ー ' 76 夏号・ No. 8 撮影地ガイドその 1 ・・・ 34 8 2 6 3 4 4 私鉄スポット 1976 ◎